男性美容師40代定年説

サロン

こんにちは、シマダです。

今日は、ちまたでよく囁かれる男性美容師の40代定年説を深堀して自分なりの考察を説明できたらと思っています。

ここで注意して欲しいのは美容師免許は国家試験なので一度取得したら失効する事はございません。

運転免許証のような更新も必要ありません。

なので、事実として美容師に定年はありません。

では、なぜ男性美容師は40代で定年説があるのかと言うと、端的に言うと需要と供給のバランスが取れなくなるからです。

結論から言います。40代以上の男性美容師は

【大きい会社で管理職を目指す】

【2人以上で独立する】

の2択で将来を考えた方がいいです。

極端な考えかもしれませんが、

20歳の流行に敏感な女性がお客様だとして

40歳のお腹が出ていて、ファッションもオシャレじゃない男性美容師

20代中旬くらいのオシャレな男性美容師だったら

大半のお客様は後者の美容師にやって欲しいと思うはずです。もちろん40代の美容師の方がカットなどの技術は優れていると思います。

しかし、お客様が髪を触られたいのはどちらかとなったらやはり20代の美容師を選ぶと思います。

※長年担当していた等の条件はなしで、あくまで初見の印象で考えております。

こちらを見て頂きたいのですが40歳以上の男性美容師の割合は約13.8%です。

非常に少ないと思いましたよね。実際に現場に出ている美容師の割合はもっと少ないと思います。 

では、40代になったら男性美容師は全員引退するのか?

いえ、そんな事はございません。

僕は今まで色んなサロンで働いて来ましたが、60代の男性美容師でも現役バリバリで活躍されている方ももちろんおりました。

ただやはりというか、30代の時より指名売り上げはかなり落ちておりました。時代もあると思いますが。。。

管理職をされている方は手当などがあればその落ちた売り上げ分の給料を手当で補填できるかもしれません。

しかし、1スタイリストで個人売上が40代,50代,60代と右肩上がりの男性美容師は極々少数派だと思います。

僕は30代後半なのですが、1番お客様が付いていた時は30代前半でした。

最近1人で独立する美容師の方が多いですが、僕はあまりオススメ致しません。

なぜかと言うと上記の理由で売上が下がっていくのは目に見えているからです。

これから事業を始めるのに、予め落ちていくものに手を出すのは得策とは思えません。

独立するなら、最初は1人でもいいですが2人以上のスタッフを雇用する前提での独立を強くオススメ致します。

それならば、後々自分が現場に立たずにスタッフにお店を任せる事ができますし、下がっていく自分の売り上げをスタッフの

売上で補填する事ができます。

美容師に定年はないですが、先の事を考えながら日々仕事をしていると、美容師の価値も高まって人生も豊かになっていくはずです

参考にして頂けたら幸いです。

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