こんにちは、シマダです。
今日は2020年現在も増え続けている業務委託の働き方を詳しく説明させて頂きます。
業務委託とは、主に会社と個人が独自の契約を結ぶ働き方の1つです。
正社員や契約社員に比べると、固定給ではなかったり、保険の面等で保証面では物足りないかもしれませんが、自分の裁量でシフトを決めたり、仕事の量を調節できる等のメリットがあり、自由な働き方ができます。
今、この働き方はすごく増えていて、都市部等で流行っているUber Eats等も業務委託です。
今日は数ある業種の業務委託でも美容師という職業にフォーカスして僕なりの視点で解説していきます。
- 美容師の業務委託のデメリット
・労働法に守られない 業務委託という働き方は、労働基準法などをはじめとした各種労働法は適用されません。 例えば
オーダーしたスタイルより短くなってしまった。精神的にショックを受けたから損害賠償金支払って欲しい。
等のトラブルがあったとします。通常の正社員サロンだとこのような場合に備えて保険に入っている会社が多いので、1個人の会社に雇われているスタッフが賠償金を直接支払う事は少ないです。【Aguではこのようなケースに対応できるように会社で業務委託スタッフの為に独自の保険システムがあります】
・固定給ではないので、給与に変動が多少ある 正社員サロンだと、スタイリストのおおよその給与は固定給18万~23万+指名歩合10%~30%だと思います。フリー歩合が付く会社もあると思います。今回もコロナ過で、多少の変動はあったかもしれないですが、基本的にはお店を閉めている時や、病気で休んでる時でも固定給は保証があるはずです。業務委託契約だとこの固定給の保証がありません。(会社によってはある場合もあります。)
- 美容師の業務委託のメリット
・自由に働くことができる 正社員サロンだと変動はありますが、休みは月に6~8日、だいたいAM10時~PM20時などの10時間くらい営業時間があるのではないでしょうか。プラスで朝礼、掃除、練習などの時間を少なく見積もっても12時間以上は拘束される計算です。もちろん練習時間の残業代はないです。ところが、業務委託だとシフトは基本的に自由です。休みももちろん自由です。なので、時間に縛られない自由なライフスタイルを作れている人が多いです。
例えば、Aguの仙台の店舗には1月ガッツリ働いて、次の月は丸々、海外で過ごす美容師もいたりします。
・給料の上限がない 完全歩合制なので、働いたら働いた分だけ自分の給料になります。正社員時代の給料の2倍、3倍になったなんて方はごまんといます。
指名が全然いない美容師はそんなの無理だよ。
いえいえ、全くそんな事はありません。事実、僕自身も指名が月に10人くらいしかいない時でも50万以上の給与になっていました。
・面倒な人間関係がない 業務委託は会社と個人事業主として契約します。なのでスタッフが皆、対等な立場です。煩わしい上下関係は基本皆無です。それもあってか、正社員サロンに比べて圧倒的にサロン内の人間関係はいい気がします。
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